なんのけない

「なんのけない」

とある海辺の田舎町に住むひとりの男性。
何の気なく暮らしているが、なぜか頭には、「はげづら」が。
しかし、何事もなかったように、日々は過ぎていく。
ページをめくるたび湧き上がる、彼がもたらす可笑しみと、どこか懐かしい風景が合わさった不思議な感覚は、懐かしい実家の匂いや、父親というものの存在、彼の生き様までも想像させ、静かで温かい世界が映画のように広がっていく。
美しいイメージと遊び心が同居するこの絶妙さは、ヘンテコで優しい世界。写真界に一石を投じるまったく新しい、かつ氏の原点・故郷と父親をとらえた待望のファースト写真集。

第11回新風舎写真賞大賞作品
仕様:A4ヨコ/上製/96頁
税込定価:3,360円